ドローン用NDフィルターおすすめ|ND値の選び方【2026年版】

ドローン用NDフィルターのおすすめ3選を紹介。ND4〜64の選び方・機種別の対応製品・可変NDと固定NDの違いを解説。Freewell(¥800)ほか価格帯別に比較します。

PR本記事はアフィリエイトプログラム(Amazonアソシエイト)を利用しています。

「NDフィルターって結局どのND値を買えばいいの?」——ドローン空撮を始めた人の多くが最初にぶつかる疑問です。晴天の屋外でそのまま撮影すると、映像が白飛びしたり、プロペラの回転がカクついて見えたりする現象が起きます。これはシャッタースピードが速すぎることが原因で、NDフィルターでレンズに入る光量を減らすことで解消できます。

この記事では、ND値(ND4〜64)の選び方、機種別の対応フィルター、可変NDと固定NDの違い、晴天・曇天・夕方それぞれでの使い分けを、実際に販売されている製品を例に解説します。予備プロペラや収納ケースなど他の必須アクセサリーについてはドローン アクセサリー必須4選でまとめて紹介しているので、NDフィルター以外も揃えたい人はあわせて確認してください。


なぜドローンにNDフィルターが必要なのか

ドローンのカメラは、映像を滑らかに見せるためにシャッタースピードをフレームレートの約2倍に保つのが基本です(180度シャッタールールと呼ばれます)。たとえば30fpsで撮影するなら、シャッタースピードはおよそ1/60秒が目安になります。

しかし晴天の屋外は光量が非常に多いため、シャッタースピードを1/60秒程度に保つと露出オーバーで映像が白飛びしてしまいます。かといってカメラ側の自動制御に任せてシャッタースピードを上げると、今度はプロペラの回転や動きのある被写体がカクついて見える不自然な映像になります。

NDフィルターはレンズに入る光量を物理的に減らす「サングラス」のような役割を果たすアクセサリーです。光量を落とすことでシャッタースピードを適正な範囲に保てるようになり、結果として滑らかで自然な映像が撮れます。

情報:

ND値の数字は「光を何分の1に減らすか」を表します。ND8なら光量を1/8に、ND32なら1/32に減らします。数字が大きいほど暗い環境向けです。


ND値(ND4〜64)の選び方の目安

ND値の選び方は天候と時間帯で決まります。以下は屋外撮影での一般的な目安です。

天候・時間帯目安のND値理由
快晴の日中ND16〜32光量が最も多く、シャッタースピードを抑えるには強めのNDが必要
晴れ〜薄曇りND8〜16光量はやや少ないが、依然として白飛びしやすい
曇天・日陰ND4〜8光量が少ないため、弱めのNDで十分
夕方・朝方ND4以下、または未装着光量が大きく落ちるため、強いNDだと逆に暗くなりすぎる

同じ日でも時間帯によって適正なND値は変わるため、複数の濃度を持ち歩くか、1枚で濃度を調整できる可変NDフィルターを使うのが実用的です。目安はあくまで出発点で、実際は機体のカメラアプリで表示されるシャッタースピードやヒストグラムを見ながら微調整するのが確実です。


おすすめNDフィルター早見表

製品対応機種タイプND値価格レビュー
Freewell ND8/16/32 マグネットフィルターDJI Neo固定(3枚セット)ND8・16・32¥800287
K&F Concept 可変NDフィルターDJI Mini 3/Mini 3 Pro可変(1枚)ND32〜512¥2,86310
NEEWER ND&CPLフィルターセットDJI Mini 4 Pro固定(6枚セット)ND8・16・32・64+PL・UV¥2,799

Freewell ND8/16/32 マグネットフィルター(DJI Neo用)

Freewell ND8、ND16、ND32 磁気フィルター DJI Neo用

Freewell ND8、ND16、ND32 磁気フィルター DJI Neo用

4.6

DJI Neo専用のマグネット式NDフィルター3枚セット。光量調整により明るい屋外でも滑らかな映像を実現でき、着脱もワンタッチで簡単に行える。

  • ND8/16/32の3枚がセットになっているので、光量に応じて使い分けができる
  • プレミアム光学ガラスを採用しているので、色再現性の高い映像を撮影できる
  • 1枚あたり0.8gという超軽量設計なので、機体のバランスを維持できる
  • マグネット式を採用しているので、着脱がワンタッチで手軽に行える

Amazon価格

¥800

Amazonで購入する

DJI Neo専用のマグネット式アクセサリーで、ND8・ND16・ND32の3枚がセットになっています。光量に応じて枚数を使い分けられるため、朝夕の薄暗い時間帯から真昼の強い日差しまで幅広くカバーできます。マグネット式なので着脱がワンタッチで済み、飛行の合間に光量が変わっても現場で素早く交換できるのが実用面での大きなメリットです。1枚あたり0.8gという軽量設計なので、装着による機体バランスへの影響もほとんどありません。

プレミアム光学ガラスを採用しているため、装着しても色味の破綻が起きにくく、後編集での色調整もしやすくなります。DJI NeoのレビューはDJI Neo実機レビューで詳しく解説しています。

こんな人向け: DJI Neoユーザーで、晴天メインの空撮を予定している人。着脱のしやすさを重視する人。


K&F Concept 可変NDフィルター ND32-ND512(DJI Mini 3/Mini 3 Pro用)

K&F CONCEPT DJI Mini 3 Pro/DJI Mini 3用フィルター 可変NDフィルター ND32-ND512 撥水加工 キズ防止 ドローンレンズフィルター

K&F CONCEPT DJI Mini 3 Pro/DJI Mini 3用フィルター 可変NDフィルター ND32-ND512 撥水加工 キズ防止 ドローンレンズフィルター

4.1

DJI Mini 3/Mini 3 Pro向け可変NDフィルター。ND32〜512を1枚で調整でき、28層コーティングで防水・防汚性能も備える。

  • ND32〜ND512の範囲を1枚で無段階に調整できるので、状況に応じて使える
  • 28層のナノコーティングを採用しているので、反射やフレアを効果的に抑制できる
  • 撥水加工が施されているので、雨天や湿気の多い環境でも扱いやすい
  • 専用のフレーム構造なので、着脱がしやすく飛行中も脱落しにくい設計になっている

Amazon価格

¥2,863

Amazonで購入する

DJI Mini 3・Mini 3 Pro向けの可変NDフィルターで、1枚でND32からND512まで無段階に調整できるのが最大の特徴です。フィルターを回転させるだけで濃度を変えられるため、複数枚を持ち歩いたり飛行中に交換したりする手間がありません。28層のナノコーティングを採用しており、反射やフレアを抑えつつ、撥水加工で雨天や湿気の多い環境でも扱いやすい仕様になっています。

ND32〜512というカバー範囲は真夏の強い日差しを想定した設計で、曇天や夕方など光量の少ない場面では逆にNDが強すぎて暗くなりすぎることがあります。晴天メインで撮影頻度が高い人に向いた製品です。

こんな人向け: 荷物を減らしたい人。真夏の強い日差しの下での撮影が多い人。フィルター交換の手間を省きたい人。


NEEWER ND&CPLフィルターセット(DJI Mini 4 Pro用)

NEEWER ND&CPLフィルターセット Mini 4 Pro対応 6枚入り ドローンレンズフィルターアクセサリー

NEEWER ND&CPLフィルターセット Mini 4 Pro対応 6枚入り ドローンレンズフィルターアクセサリー

DJI Mini 4 Pro専用のND/CPLフィルター6枚セット。露出制御と反射低減を両立しており、様々な天候でも安定した映像美を実現できる。

  • ND8/16/32/64とPL・UVの合計6枚がセットになっており、幅広い状況に対応できる
  • 30層のマルチコートを採用しているので、防水・耐傷性能もしっかり確保できる
  • 偏光効果を備えているので、水面やガラスへの映り込みを効果的に軽減できる
  • 1.3gという超薄型フレームなので、装着しても飛行性能を損なわない

Amazon価格

¥2,799

Amazonで購入する

DJI Mini 4 Pro専用のフィルターセットで、ND8・16・32・64に加えてPL(偏光)・UVフィルターも含む合計6枚構成です。ND64まで対応しているため、快晴の強い日差しの下でもシャッタースピードを適正範囲に保ちやすく、天候の変化にもこの1セットで対応できます。PLフィルターを併用すると水面やガラス面の映り込みを軽減でき、湖や海沿いの空撮で効果を発揮します。30層のマルチコートで防水・耐傷性能を確保しつつ、1.3gという薄型フレームで飛行性能への影響も最小限に抑えています。

DJI Mini 4 Proと同世代機として人気の高いDJI Mini 4K実機レビューもあわせて参考にしてください。

こんな人向け: DJI Mini 4 Proユーザーで、天候を問わず幅広く撮影する人。水面や反射を含む風景を撮ることが多い人。


可変NDフィルターと固定NDフィルターの違い

情報:

可変NDは「1枚で済む手軽さ」、固定NDは「画質の安定性」がそれぞれの強みです。撮影スタイルに合わせて選びましょう。

比較項目可変NDフィルター固定NDフィルター
枚数1枚で複数の濃度をカバーND値ごとに1枚必要(セット販売が多い)
濃度調整無段階(回転で調整)段階的(枚数を交換)
画質特定角度でムラ(Xパターン)が出ることがある濃度が均一で安定しやすい
携帯性高い(荷物が減る)セット枚数分がかさばる
向いている人荷物を減らしたい人、晴天メインの人画質を最優先する人、天候の変化が多い人

可変NDフィルターは便利な反面、ND512近くまで絞り込むと画面の一部が暗くなる「Xパターン」というムラが出やすくなる製品もあります。動画の画質を重視するなら固定ND、携帯性や手軽さを重視するなら可変NDを選ぶとよいでしょう。


機種別対応フィルターの選び方

NDフィルターはレンズ径やジンバルカバーの形状が機種ごとに異なるため、必ず対応機種が明記された専用設計品を選ぶ必要があります。汎用品や他機種用のフィルターは、サイズが合わずジンバルの可動域を妨げたり、隙間から光が入り込んだりする恐れがあります。

  • DJI Neo: マグネット式のFreewell ND8/16/32が着脱のしやすさで扱いやすい
  • DJI Mini 3/Mini 3 Pro: 可変NDフィルターで濃度調整の手間を省きたいならK&F Conceptが候補
  • DJI Mini 4 Pro: ND8〜64+PL/UVまで揃うNEEWERのセットなら天候を選ばず対応できる
注意:

装着前に自分の機体の型番(Mini 3とMini 3 Proなど)を必ず確認してください。型番が近くてもレンズカバーの形状が異なり、装着できない場合があります。


晴天・曇天・夕方での使い分け方

実際の運用では、天候ごとにフィルターを使い分けるのが基本です。

  1. 晴天の日中: ND16〜32(または可変NDを32〜512の範囲で調整)を装着し、白飛びとカクつきを防ぐ
  2. 曇天・日陰: ND4〜8程度に切り替え、暗くなりすぎないようにする
  3. 夕方・朝方: NDを外すか、ND4以下の弱いものにとどめる。光量が少ない時間帯に強いNDを使うと露出不足になりやすい

固定タイプを使う場合は、あらかじめ複数の濃度を携帯し、現場で天候を見ながら交換するのが確実です。可変タイプの場合は、カメラアプリのヒストグラムを確認しながら回転させて濃度を調整します。いずれの場合も、シャッタースピードがフレームレートの約2倍に近いかを基準に微調整すると失敗が少なくなります。


お手入れと保管の注意点

レンズに装着するアクセサリーである以上、傷や汚れの管理も画質を左右します。撮影後は乾いた布で表面のホコリや水滴を軽く拭き取り、指紋がついた場合はレンズクリーナーを使って優しく拭き取りましょう。強くこすると光学ガラスやコーティングに細かい傷がつき、映り込みの原因になることがあります。

保管時は専用のケースやポーチに入れ、他の金属パーツと直接触れないようにするのが基本です。マグネット式の製品は磁力で他の小物を引き寄せやすいため、単体で保管するか仕切りのあるケースを使うと安心です。梅雨時期など湿度が高い季節は、防湿剤を入れたケースに保管するとレンズの曇りやカビを防げます。

ヒント:

複数のND値を使い分ける場合は、濃度ごとに収納スロットを分けておくと、現場での交換がスムーズになります。


まとめ:撮影スタイルで選ぶNDアクセサリー

ドローン用NDフィルターは、天候と撮影スタイルに合わせて選ぶのが失敗しないコツです。

  • 着脱の手軽さを重視するDJI Neoユーザー: Freewell ND8/16/32マグネットフィルター
  • 荷物を減らして晴天メインで撮るDJI Mini 3/Mini 3 Proユーザー: K&F Concept 可変NDフィルター
  • 天候を問わず幅広く撮影するDJI Mini 4 Proユーザー: NEEWER ND&CPLフィルターセット

いずれも数千円台で導入でき、映像のクオリティを大きく左右するアクセサリーです。プロペラや収納ケースなど他の必須アイテムもまとめて揃えたい場合は、ドローン アクセサリー必須4選もあわせて確認してください。

対応機種のNDフィルターをAmazonでチェック

自分のドローンの型番に対応した専用設計のNDフィルターを選びましょう。

※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。

関連記事