ドローン用NDフィルターおすすめ5選|ND値の選び方【2026年版】

ドローン用NDフィルターのおすすめ5選を紹介。ND4〜64の選び方・機種別の対応製品・可変NDと固定NDの違い・DJI純正品と社外品の使い分けを解説。Freewell(¥1,327)ほか、DJI Mavic 4 Pro・Mini 3 Pro・Mini 4 Pro・Neoの対応品を価格帯別に比較します。

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「NDフィルターって結局どのND値を買えばいいの?」。ドローン空撮を始めた人の多くが、最初にこの疑問にぶつかります。晴天の屋外でそのまま撮影すると、映像が白飛びしたり、プロペラの回転がカクついて見えたりする現象が起きます。これはシャッタースピードが速すぎることが原因で、NDフィルターでレンズに入る光量を減らすことで解消できます。

この記事ではドローン用NDフィルターおすすめ5選として、実際に販売されている製品を例に次の点を解説します。ND値(ND4〜64)の選び方と機種別の対応フィルター、可変NDと固定NDの違い、DJI純正品と社外品それぞれの強みです。予備プロペラや収納ケースなど他の必須アクセサリーについてはドローン アクセサリー必須4選でまとめて紹介しているので、NDフィルター以外も揃えたい人はあわせて確認してください。


なぜドローンにNDフィルターが必要なのか

ドローンのカメラは、映像を滑らかに見せるためにシャッタースピードをフレームレートの約2倍に保つのが基本です(180度シャッタールールと呼ばれます)。たとえば30fpsで撮影するなら、シャッタースピードはおよそ1/60秒が目安になります。

しかし晴天の屋外は光量が非常に多いため、シャッタースピードを1/60秒程度に保つと露出オーバーで映像が白飛びしてしまいます。かといってカメラ側の自動制御に任せてシャッタースピードを上げると、今度はプロペラの回転や動きのある被写体がカクついて見える不自然な映像になります。

NDフィルターはレンズに入る光量を物理的に減らす「サングラス」のような役割を果たすアクセサリーです。光量を落とすことでシャッタースピードを適正な範囲に保てるようになり、結果として滑らかで自然な映像が撮れます。

情報:

ND値の数字は「光を何分の1に減らすか」を表します。ND8なら光量を1/8に、ND32なら1/32に減らします。数字が大きいほど暗い環境向けです。


ND値(ND4〜64)の選び方の目安

ND値の選び方は天候と時間帯で決まります。以下は屋外撮影での一般的な目安です。

天候・時間帯目安のND値理由
快晴の日中ND16〜32光量が最も多く、シャッタースピードを抑えるには強めのNDが必要
晴れ〜薄曇りND8〜16光量はやや少ないが、依然として白飛びしやすい
曇天・日陰ND4〜8光量が少ないため、弱めのNDで十分
夕方・朝方ND4以下、または未装着光量が大きく落ちるため、強いNDだと逆に暗くなりすぎる

同じ日でも時間帯によって適正なND値は変わるため、複数の濃度を持ち歩くか、1枚で濃度を調整できる可変NDフィルターを使うのが実用的です。目安はあくまで出発点で、実際は機体のカメラアプリで表示されるシャッタースピードやヒストグラムを見ながら微調整するのが確実です。


ドローン用NDフィルターおすすめ5選の早見表

製品タイプ対応機種ND値価格レビュー
DJI Mavic 4 Pro NDフィルターセット純正・固定(4枚セット)DJI Mavic 4 ProND8・16・32・64¥18,70038件
DJI Mini 3 Pro NDフィルターセット純正・固定(3枚セット)DJI Mini 3 Pro/Mini 3ND16・64・256新品の出品なし(2026年10月時点)—
Freewell ND8/16/32 マグネットフィルター社外・固定(3枚セット)DJI NeoND8・16・32¥1,327294件
K&F Concept 可変NDフィルター社外・可変(1枚)DJI Mini 3/Mini 3 ProND32〜512¥2,43310件
NEEWER ND&CPLフィルターセット社外・固定(6枚セット)DJI Mini 4 ProND8・16・32・64+PL・UV¥2,799

DJI Mavic 4 Pro NDフィルターセット(DJI純正)

DJI Mavic 4 Pro NDフィルターセット (ND8/16/32/64)

DJI Mavic 4 Pro NDフィルターセット (ND8/16/32/64)

4.7

DJI Mavic 4 Pro専用のNDフィルター4枚セット。ND8/16/32/64で明るい屋外でもシャッタースピードを最適化し、滑らかな映像を撮影できる純正アクセサリー。

  • ND8/16/32/64の4枚セットで幅広い明るさの屋外撮影に対応する
  • Mavic 4 Pro専用設計でジンバルカメラに簡単・確実に装着できる
  • 強い日差し下でもシャッター速度を落として自然なブレを再現できる
  • 純正品ならではの光学精度で色かぶりを抑えたクリアな映像になる

Amazon価格

¥18,700

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DJI Mavic 4 Pro専用に開発された純正のNDフィルターで、ND8・16・32・64の4枚がセットになっています。上位機であるMavic 4 Proはセンサーサイズが大きく画角補正も精密なため、レンズ形状にわずかでもズレがある製品を装着すると周辺画質の低下や光漏れが起きやすくなります。純正品はメーカー自身がジンバルカメラの設計データをもとに作っているため、この点で社外品よりも装着精度と光学的な相性の面で信頼性が高くなります。

価格は¥18,700とアクセサリーとしては高めですが、Mavic 4 Proクラスの機体は業務利用や高単価の空撮案件で使われることも多く、色かぶりのない安定した映像を優先するなら純正品を選ぶ価値があります。Mavic 4 Proの実機性能はDJI Mavic 4 Pro実機レビューで詳しく解説しています。

こんな人向け: Mavic 4 Proユーザーで、業務利用や納品用途など画質の妥協ができない人。純正品の安心感を優先したい人。


DJI Mini 3 Pro NDフィルターセット(DJI純正)

DJI Mini 3 Pro NDフィルターセット(純正)は、2026年10月時点でAmazonに新品の出品がなく、中古品のみが流通しています。中古品はフィルター面の傷や欠品を確認しにくいため、当サイトでは購入先として案内していません。新品で選ぶなら、後述のK&F Concept可変NDが現実的な選択肢です。

DJI Mini 3 Pro / Mini 3の両機種に対応する純正NDフィルターセットで、ND16・64・256の3枚構成です。同じMini 3系向けには後述のK&F Concept可変NDという社外品の選択肢もあります。それでも純正品は薄型フレームで機体本来の飛行性能への影響が最小限に抑えられている点と、色かぶりの少なさが強み。家電量販店などで新品の在庫が見つかった場合は、純正の安心感を優先する選択肢になります。

ND256まで対応しているため、真夏の快晴時や長時間露光を使ったタイムラプス撮影でも白飛びを抑えやすいのが特徴です。「Mini 3 Proを買ったばかりで、まずは純正の安心感がほしい」という人に向いています。

こんな人向け: Mini 3 Pro/Mini 3ユーザーで、純正品の互換性・品質保証を重視する人。タイムラプスなど長時間露光を行う人。


Freewell ND8/16/32 マグネットフィルター(DJI Neo用・社外品)

Freewell ND8、ND16、ND32 磁気フィルター DJI Neo用

Freewell ND8、ND16、ND32 磁気フィルター DJI Neo用

4.6

DJI Neo専用のマグネット式NDフィルター3枚セット。光量調整により明るい屋外でも滑らかな映像を実現でき、着脱もワンタッチで簡単に行える。

  • ND8/16/32の3枚がセットになっているので、光量に応じて使い分けができる
  • プレミアム光学ガラスを採用しているので、色再現性の高い映像を撮影できる
  • 1枚あたり0.8gという超軽量設計なので、機体のバランスを維持できる
  • マグネット式を採用しているので、着脱がワンタッチで手軽に行える

Amazon価格

¥1,327

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DJI Neo専用のマグネット式アクセサリーで、ND8・ND16・ND32の3枚がセットになっています。光量に応じて枚数を使い分けられるため、朝夕の薄暗い時間帯から真昼の強い日差しまで幅広くカバーできます。マグネット式なので着脱がワンタッチで済み、飛行の合間に光量が変わっても現場で素早く交換できるのが実用面での大きなメリットです。1枚あたり0.8gという軽量設計なので、装着による機体バランスへの影響もほとんどありません。

プレミアム光学ガラスを採用しているため、装着しても色味の破綻が起きにくく、後編集での色調整もしやすくなります。価格は¥1,327と非常に手頃で、DJI Neo向けには現状純正のNDセットが用意されていないため、社外品が実質的な選択肢になります。DJI NeoのレビューはDJI Neo実機レビューで詳しく解説しています。

こんな人向け: DJI Neoユーザーで、晴天メインの空撮を予定している人。着脱のしやすさとコストを重視する人。


K&F Concept 可変NDフィルター(DJI Mini 3用・社外品)

K&F CONCEPT DJI Mini 3 Pro/DJI Mini 3用フィルター 可変NDフィルター ND32-ND512 撥水加工 キズ防止 ドローンレンズフィルター

K&F CONCEPT DJI Mini 3 Pro/DJI Mini 3用フィルター 可変NDフィルター ND32-ND512 撥水加工 キズ防止 ドローンレンズフィルター

4.1

DJI Mini 3/Mini 3 Pro向け可変NDフィルター。ND32〜512を1枚で調整でき、28層コーティングで防水・防汚性能も備える。

  • ND32〜ND512の範囲を1枚で無段階に調整できるので、状況に応じて使える
  • 28層のナノコーティングを採用しているので、反射やフレアを効果的に抑制できる
  • 撥水加工が施されているので、雨天や湿気の多い環境でも扱いやすい
  • 専用のフレーム構造なので、着脱がしやすく飛行中も脱落しにくい設計になっている

Amazon価格

¥2,433

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DJI Mini 3・Mini 3 Pro向けの可変NDフィルターで、1枚でND32からND512まで無段階に調整できるのが最大の特徴です。本体を回転させるだけで濃度を変えられるため、複数枚を持ち歩いたり飛行中に交換したりする手間がありません。28層のナノコーティングを採用しており、反射やフレアを抑えつつ、撥水加工で雨天や湿気の多い環境でも扱いやすい仕様になっています。

価格は¥2,433と前述のDJI純正セットより大幅に安く、1枚で済むので荷物を減らしたい人に向いています。一方で可変式ゆえにND512近くまで絞り込むと画面の一部が暗くなる「Xパターン」というムラが出ることがあり、色再現性の均一さでは純正の固定ND製品に一歩譲ります。

こんな人向け: 荷物を減らしたい人。真夏の強い日差しの下での撮影が多い人。交換の手間よりもコストを優先したい人。


NEEWER ND&CPLフィルターセット(DJI Mini 4 Pro用・社外品)

NEEWER ND&CPLフィルターセット Mini 4 Pro対応 6枚入り ドローンレンズフィルターアクセサリー

NEEWER ND&CPLフィルターセット Mini 4 Pro対応 6枚入り ドローンレンズフィルターアクセサリー

DJI Mini 4 Pro専用のND/CPLフィルター6枚セット。露出制御と反射低減を両立しており、様々な天候でも安定した映像美を実現できる。

  • ND8/16/32/64とPL・UVの合計6枚がセットになっており、幅広い状況に対応できる
  • 30層のマルチコートを採用しているので、防水・耐傷性能もしっかり確保できる
  • 偏光効果を備えているので、水面やガラスへの映り込みを効果的に軽減できる
  • 1.3gという超薄型フレームなので、装着しても飛行性能を損なわない

Amazon価格

¥2,799

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DJI Mini 4 Pro専用のフィルターセットで、ND8・16・32・64に加えてPL(偏光)・UVフィルターも含む合計6枚構成です。ND64まで対応しているため、快晴の強い日差しの下でもシャッタースピードを適正範囲に保ちやすく、天候の変化にもこの1セットで対応できます。PLフィルターを併用すると水面やガラス面の映り込みを軽減でき、湖や海沿いの空撮で効果を発揮します。30層のマルチコートで防水・耐傷性能を確保しつつ、1.3gという薄型フレームで飛行性能への影響も最小限に抑えています。

価格は¥2,799とDJI純正セットの半分以下で、PL・UVまで含めた6枚構成の幅広さも社外品ならではのコストパフォーマンスです。DJI Mini 4 Proと同世代機として人気の高いDJI Mini 4K実機レビューもあわせて参考にしてください。

こんな人向け: DJI Mini 4 Proユーザーで、天候を問わず幅広く撮影する人。PL・UVも含めてコストを抑えて揃えたい人。


精度重視の純正品、コスト重視の社外品

情報:

純正品は「対応精度と色再現性」、社外品は「価格の手頃さと枚数構成の柔軟さ」がそれぞれの強みです。機体のグレードと用途で選びましょう。

比較項目DJI純正品社外品
対応精度メーカー設計データに基づき高精度製品ごとにばらつきがある
価格高め(Mavic 4 Pro用は¥18,700)手頃(数千円台の製品が多い)
枚数構成ND値のみの構成が中心PL・UVを含む多枚数セットも選べる
入手性対応機種向けの製品が限られる幅広い機種・価格帯から選べる
向いている人業務利用や画質を最優先する人コストを抑えたい人、選択肢を比較したい人

DJI Mavic 4 ProやDJI Mini 3 Proのように純正品が発売されている機種では、まず純正品を候補にした上で、予算や枚数構成の希望に応じて社外品と比較するのが失敗の少ない選び方です。DJI NeoやMini 4 Proのように純正のNDセットが用意されていない、あるいは選択肢が限られる機種では、対応機種が明記された社外品を選びましょう。

純正・社外品それぞれの価格をAmazonでチェック

機体のグレードと予算に合わせて、純正品と社外品を比較してから選びましょう。

※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。


機種別の対応製品の選び方

NDフィルターはレンズ径やジンバルカバーの形状が機種ごとに異なるため、必ず対応機種が明記された専用設計品を選ぶ必要があります。汎用品や他機種用の製品は、サイズが合わずジンバルの可動域を妨げたり、隙間から光が入り込んだりする恐れがあります。

  • DJI Mavic 4 Pro: 画質を最優先するならDJI純正のNDフィルターセット
  • DJI Mini 3/Mini 3 Pro: 純正品なら装着精度、可変NDのK&F Conceptならコストと携帯性を優先できる
  • DJI Neo: マグネット式のFreewell ND8/16/32が着脱のしやすさで扱いやすい
  • DJI Mini 4 Pro: ND8〜64+PL/UVまで揃うNEEWERのセットなら天候を選ばず対応できる
注意:

装着前に自分の機体の型番(Mini 3とMini 3 Proなど)を必ず確認してください。型番が近くてもレンズカバーの形状が異なり、装着できない場合があります。


晴天・曇天・夕方での使い分け方

実際の運用では、天候ごとに使い分けるのが基本です。

  1. 晴天の日中: ND16〜32(または可変NDを32〜512の範囲で調整)を装着し、白飛びとカクつきを防ぐ
  2. 曇天・日陰: ND4〜8程度に切り替え、暗くなりすぎないようにする
  3. 夕方・朝方: NDを外すか、ND4以下の弱いものにとどめる。光量が少ない時間帯に強いNDを使うと露出不足になりやすい

NDを外す夕方以降の撮影を機体側の性能で補いたい場合は、1インチCMOSのデュアルカメラを搭載したDJI Air 3Sのレビューで夜間撮影向けの仕様を確認できます。

固定タイプを使う場合は、あらかじめ複数の濃度を携帯し、現場で天候を見ながら交換するのが確実です。可変タイプの場合は、カメラアプリのヒストグラムを確認しながら回転させて濃度を調整します。いずれの場合も、シャッタースピードがフレームレートの約2倍に近いかを基準に微調整すると失敗が少なくなります。


お手入れと保管の注意点

レンズに装着するアクセサリーである以上、傷や汚れの管理も画質を左右します。撮影後は乾いた布で表面のホコリや水滴を軽く拭き取り、指紋がついた場合はレンズクリーナーを使って優しく拭き取りましょう。強くこすると光学ガラスやコーティングに細かい傷がつき、映り込みの原因になることがあります。

保管時は専用のケースやポーチに入れ、他の金属パーツと直接触れないようにするのが基本です。マグネット式の製品は磁力で他の小物を引き寄せやすいため、単体で保管するか仕切りのあるケースを使うと安心です。梅雨時期など湿度が高い季節は、防湿剤を入れたケースに保管するとレンズの曇りやカビを防げます。

ヒント:

複数のND値を使い分ける場合は、濃度ごとに収納スロットを分けておくと、現場での交換がスムーズになります。


まとめ:ドローン用NDフィルターおすすめの選び方

ドローン用NDフィルターは、機体のグレードと撮影スタイルに合わせて選ぶのが失敗しないコツです。

  • 画質と対応精度を最優先するDJI Mavic 4 Proユーザー: DJI純正 Mavic 4 Pro NDセット
  • 純正品の安心感を求めるDJI Mini 3 Pro/Mini 3ユーザー: DJI純正 Mini 3 Pro NDセット(新品の在庫がある販売店で購入)
  • 着脱の手軽さとコストを重視するDJI Neoユーザー: Freewell ND8/16/32マグネット製品
  • 荷物を減らして晴天メインで撮るDJI Mini 3/Mini 3 Proユーザー: K&F Concept 可変ND製品
  • 天候を問わず幅広く撮影するDJI Mini 4 Proユーザー: NEEWER ND&CPLセット

いずれも数千円〜2万円弱で導入でき、映像のクオリティを大きく左右するアクセサリーです。プロペラや収納ケースなど他の必須アイテムもまとめて揃えたい場合は、ドローン アクセサリー必須4選もあわせて確認してください。

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